学校に行けない子供たちの学びの場 TSUKUBA 学びの杜学園

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特集:卒業生とお家の方からのメッセージ (お家の方より)

2025年05月11日

◎Nくん保護者・・・・・・
中学に入学してすぐに不登校になりました。当時は毎朝体調不良を訴え、笑顔も見られなくなり、親子ともども疲れ果てていました。不登校になったらどうなるんだろうと心配になり、ネットで調べていたところ、フリースクールの存在を知りました。学校の出席日数も確保でき、何よりSNSにはたくさんの行事に楽しそうな生徒さん達。ここなら息子のペースに合わせて生活できるかなと思い入所を決めました。

人と接することが苦手な子でしたが、中谷さんをはじめ、大学生のスタッフの皆さんが温かく見守ってくださり、学びの杜に通うのが楽しそうでした。学校では経験できない体験をさせてくださり感謝してます。


 😎 Nくんは中学1年生の後半からの生徒です。とにかく静かな印象でしたが、同学年ぐらいの男子が増えてくると、徐々にかかわりを持つようになり、中学3年生にもなると、想像もできないぐらいに元気になっていきました。お家の方がおっしゃるように筑波大学大学生スタッフの寄り添いが、成長のきっかけに大きく影響したようです。イベントの企画やスポーツフェスティバルの選手宣誓も楽しみながらできるようになったのは私自身、驚きでした。中学校を卒業と同時に学びの杜を卒業。現在はつくば高等学院で高校卒業をめざして頑張っています。

 

◎Kくん保護者・・・・・・
息子が学校へ行けなくなったのは中学2年生、始業式翌日からでした。中学1年秋頃から週1.2日は体調不良の為、学校を休みがちになっておりましたが、2年生に上がり、心が折れてしまったのでしょう。
決定的な原因は未だに不明です。友人関係は良好でしたが人一倍神経質なタイプ。小学生の頃には感じませんでしたが、中学生になり、思春期も重なり、さらに人の視線を気にするようになり始めたののも、きっかけのひとつかもしれません。また、学習に遅れを感じ始め、やる気をなくしてしまったのも原因かもしれないです。

その時の親の対応は、今考えると最悪だったかもしれません。
親としては、「学校に行くのがあたりまえ、勉強するのがあたりまえ」と、理想論ばかり突きつけ、不登校になっては困る!と、叩き起こしては学校へ向かわせようとしてました。
息子の気持ちに耳を傾ける余裕すらなかったように思います。

ゲーム三昧。昼夜逆転の日々。このままでは引きこもりになり、社会から取り残されてしまう危機感から学校、市役所、精神科、カウンセリングなど、あらゆる場所へ掛け合い、話を聞き、最終的に落ち着いたのが学びの杜への通学でした。

初めは慣れない環境の中、行ったり行かなかったりと、親としては不安でしたが、先生との相談、面談を繰返し、徐々に環境に慣れ、中学3年生には毎日のように通学できるようになりました。中学を卒業し、高校へ進学しましたが、居心地の良さから休みの度に学びの杜へお邪魔してます。全て受け止めてくれる学びの杜の先生、大学生たち、仲間達の雰囲気が息子を今でも救ってくれています。


8-)相談当初、お家の方はあらゆる方法で何とかしようとしたものの手の打ちようがない状況だったという印象でした。彼自身も戸惑いをもちながらの学びの杜の生活。そもそも朝起きて学びの杜に向かうことすらままならない日々が続きました。何回かお家に迎えにいったこともあったり。とはいえ当時の彼に説得しても何も響かないわけで、気長に見守る訳です。彼としては学びの杜に来ないことをガミガミ言わない不思議なひとだったのかもしれません。そんな彼にも学びの杜の中で先輩や後輩といった人間と人間のかかわりを持つことができるようになり、何か自分の中できっかけを見つけたと思います。そんな彼も中学を卒業。学びの杜を卒業し、なんと一人暮らししながら水戸のEIKOデジタル・クリエイティブ高等学校2年生です。入学当初は正直、いつもどってくるのかな?なんて思ってましたがその予想は覆されてしまいました。遊びに来てくれる度に、彼の成長を感じています。


◎Yくんの保護者・・・・・・

◯行けなくなった頃の家庭の状況
学校に行けない理由は何なのか、いろいろ本人に聞いたりしていました、また無理やり学校へ行かせようとした時もあります。本人にとって何が最良の選択なのか夫婦で話し合う時間が増えました。
いろいろ話し合い、数ヶ月後、子供の思いを尊重しようと学校に行かない選択をしました。
家にいたころは、家で何か楽しいことはできないかと一緒に料理をしたり、旅行をしたり家族の笑顔が増える時間を持つようにしていました。

◯フリースクールを探した経緯から利用まで
本人が学校に行かない選択をし、親自身も本人の意向に納得し、学校以外の居場所はないかとスクールカウンセラーさんやインターネットなどから情報を得て探し始めました。
不登校当初、本人から探してほしいとは言われていなかったので、子供からしたら余計なお世話だったかもしれませんが、親としては家族以外とのつながりは必要だと感じていたので、情報だけは持っておこうとフリースクールを探しました。
しかし、本人へ情報提供してもその時は必要な情報ではなかったようで、学びの杜さんには親だけで相談、見学に行きました。
2年後、友達とのつながりが欲しいと本人から希望があったタイミングで、以前相談していた学びの杜さんの見学を提案し、即日体験、利用スタートと短期間で事が進みました。
不登校当初の相談の際に中谷先生がいつでも相談しに来てくださいと言ってくださったことが心強かったです。
不登校の子を持つ親は孤独感を感じることも多いと思いますが、学びの杜さんは子供はもちろん親自身も相談がしやすい場所だと感じています。

◯学びの杜での生活を通して感じたこと
小中高とあらゆる学年の仲間とのやり取りがあるので互いを支え合う力が養えると思います。また人生のちょっと先を行く大学生のスタッフさんが横の関係で接してくださること、学生ならではの悩みなども共感してくれたことが心の支えになり、人の暖かさを改めて感じていたのではないでしょうか。
そして、中谷先生が子供本来の良さを引き出してくださり、失敗しても、わからなくても大丈夫と受け入れてくださったことで、チャレンジ精神が強くなったと感じています。

最後に、不登校という共通の経験で出会い、乗り越えた仲間たちとのつながりは深い絆を感じています。
なぜならば学びの杜さんを卒業したあともプライベートで楽しく遊びに行く姿を見ているからです。
今の子供の笑顔を見ていると勇気を出して学校以外の場所を選択した事は、本当に良かったと感じています。
高校受験までサポートして下さり、本当にありがとうございました。
本人がやりたかった学校生活、部活に励むことができています。


8-)お家の方の相談は彼が小学6年生のとき。それから約2年後に彼自身がひととのかかわりが必要だと思ったのを機に学びの杜に入学。彼が学びの杜に見学に来たときはすでに同年代の男子が複数所属してました。笑い話ですが、自宅からの通学距離が通常なら自転車利用なのに、なぜか徒歩でした。何度か徒歩で登下校した記憶がありますが、それだけモチベーションが高まっていたのかなとも思いますし、とても真面目なんです。でも真面目のバランスを制御できず、彼を苦しめていたのかもしれません。とはいえ短期間で同学年男子と仲良くなり、良くも悪くも中学生らしいバカ騒ぎもできるようになりました。そして中学3年生。高校進学。賢い子ですが勉強はほとんど手付かずでした。彼なのプライドもあるでしょうが、勉強しながら、彼には学びの杜では他の生徒と比べる必要ないから「わからないよー」と言っていいんだと繰り返し伝えました。気持ちも楽になったようで、分からないだらけの毎日でしたが学習というものに取組むきっかけになったようです。大学生スタッフと笑いながら勉強を積み重ね、教室内やイベントで思い切り楽しみ、あっという間に受験の時期。彼は全日制を希望し、受験の末、合格することができました。彼が本来望んでいたたくさんのかかわりを持つことができる高校生活をつくば国際大学東風高等学校でスタートできて何よりです。

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